危機感の共有

忙しい時は仕事を断る。暇なときは時間を上手く潰す。今まではそれでも会社は回ってきた。しかし、コロナ禍にあって世の中はすべての考え方、進め方が未踏の地へと歩んでいる。手探り状態で日常はあっという間に終わっていく。しかし、数字は見事にこの怠い雰囲気を見事に証明している。明らかに昨年とは業務量は落ちている。昨年と同じ仕事をしていても空き時間が増加している。これらの毎日の隙間をどのように埋めていくかが仕事のひとつになってきている。この隙間を感じることこそが危機感の持ち方の違いだ。創業以来給与は月給制にしている。仕事の有無に関係なく安心して生活、家族を守れる会社にしたいと経営者リスクを積極的に挑戦してきた。しかし、これらの働き方は今後は通用しないことが見通せてきた。売り上げに応じた支出、この当たり前の事を実施しなければ生き残れない。創業時に立ち上げた事業は10年間程度は100%で継続してきたが現在は、全体の売上の2割強となっている現実。一本足打法の限界を感じて多角化してきているが請負事業の果敢無さ、発注先の都合で売り上げが左右されるのが現実だ。自分の力で外部環境に依存しなくても生きていける企業創りが目標。これが実現すれば社員にとって良い会社になる。そのためには危機感の共有が一番大事なことだ。

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