虚無感と報連相

昨日30年以上の付き合いのある大先輩の経営者の告別式に参列、昨年より肺癌の治療を行いながら会社経営を行っていた。享年85歳であるが毎月のように食事会に誘われて飲んでいた。後継者も無く悩んでいたがご本人は100歳まで頑張るという気概を持っていた。残念でならない。この1週間悲しい知らせばかりだ。本当に辛い毎日を過ごしている。今朝も社員の祖母の逝去の知らせを受け取る。人間は常の死に向かって生きていることは承知しているが只々やるせない。人間の無力を感じる。最近、自分で創業した会社も虚無感の中にいる。ひとりだけもがいている感じがしてならない。ここ数週間コロナ禍にあって社員からの自宅待機連絡が各自日に2回は来るがその都度、全社員に状況をショートメールで発信して情報共用しているつもりが驚くことに全社員の2割程度しか返信が来ない。社員のほとんどには会社で携帯電話を貸与している。このような環境であっても受信内容は見ていない、あるいは無視をしている。社長が発信したことに対して無反応ということはお客さんに対してはもっと無視していることであろう。会社が伸ない原因、いや社員が伸びない原因はここにある。こんな会社は自分の周りでお付き合いしている会社では有り得ない。非常に情けない。このような経営者は失格であり社員に相当になめられているようだ。これで自分なりに腹を決めた。皆に平等で手をつなぎながら成長していこうと考えていたがこんな実現不可能な理想を持っていたのでは足を引っ張られるばかり。これからは会社も社員も選別の時代。特に今まで返信の無かった社員は一度だけ猶予を与える。返信の無い携帯電話は順次回収していく。回収しても影響は無いはずだ。夢を果たせなかった社員のためにも月曜日から心を入れ替え前向きに進もう。

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