今月に入り緊急通報装置副受信機の設置、電話交換機の増設、電話回線増設、AIイメージプリンター故障による交換、ファックス複合機のリース満了による入れ替え、経理事務用パソコンの入れ替え等がいっぺんに集中した。創業時の価格からは考えられないほど機能がアップしているにも関わらず価格は十分の一位になった製品もある。電子機器の価格破壊はすごい速さで進んでいる一方で売り上げは業種によるが上がっていない、これは受注金額がコストの見直し、合理化の声の流れの中で抑えられていることが原因。しかし、建設業にあっては社会保険未加入業者との価格差にやっとメスをいれて公平な競争が出来る体制になりつつある。ただし、ある政権時代に公共事業カットによる影響で職人の多くが弟子を育てなくなり今になって職人不足が建設業界に大きな問題として出てきている。電子機器は大量生産でコストダウンが出来るが人材育成は簡単では無い、時間と教育費をあなた任せにしてきた「つけ」が今になって出てきている。当社の主力事業である電力工事も特殊な設備を保有し稼働率の悪い車両を維持していかなければ施工が出来ない分野だ。また、人材育成も5年位かかる.これらの費用はすべて原価だ。ライフラインのひとつの分野であるが当社の存在が無いと絶対に困る会社であると自負している。多角化を急ぎ安定した事業を今年は展開していきたい。
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