令和2年年賀状

今年も元旦と三日に会社、自宅へ数百の年賀状が届いた。年賀状にはこんなものかという思い出がある。平成4年に起業したが翌年の年賀状は数通になった。サラリーマン時代は同じ会社の同僚やお付き合いしている会社から数十の年賀はがき、つい数日前まで同じ部所や社内に居た者ばかりだ。変な習慣だとは思うがこちらから出して来ないと気になる。こんな小さなことを繰り返していた時代。その習慣は今もその延長で続いているかも分からないが学生の時の先輩や後輩からの便りは正直嬉しいものだ。特に先輩は80代を超える方々が多い。自筆で書かれた年賀状はありがたく保管している。サラリーマンから経営者になった途端に縁が切れるのが年賀状と身に染みて分かったことがこの時期になると思い出す。最近ではメールによるご挨拶も数通あり環境問題を取り上げ今後は紙によるご挨拶はご遠慮しますとの共通した文面。これも致し方ない時代。また、LINEなどメーッセージも多いが一方的に同じ文章で受け取る側には感動が無いものだ。年賀状という行事は時間の問題で消滅するかも知れない。正月休みは撮り溜めしたテレビ番組を見ている。特に特異な企業や経営者を取り上げた番組の中での言葉になるほどという気づきが多い、すぐにメモを取っている。最近の番組の中の発言で回転すしを例にしていた。カウンターにいるお客さんは回ってくるお寿司を選ぶが取り損ねたり、2回転して回ってくる売れないお皿には手を付けない。これはお寿司が会社でもあり社員でもあり得るし、逆にお客さん側にも成りえる。チャンスを逃さないという貴重な例だ。良い商品の一方的な売り込みだけでは商売は成り立たない。相手の立場を考え、今がその時だという事を瞬時に判断することが大事。

 

カテゴリー: 日記 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です