工程表の重要さ

創業以来、電力工事を中心に官公庁などの建設現場に携わってきた。受注後、発注者による全体工程表に基づいて施工することが基本であるが詳細の工程は請負者が機器メーカーの納品予定をを中心にして作成している。特に電力工事の点検などの社員配置は社内工程表を作成する担当者に委ねている。ここで問題になることは社員を遊ばせないことが一番だ。遊ばせるという事は何かというと社内業務の内容だ。現在の業務上の書類作成は勿論やらねばならないが他のチームの現場はひっ迫していることが分かっているのに見ないふりをすること。また、今自分が動かなくても何とかなるだろうという安易な気持ちが目立つ。また、チームごとに行う仕事が決まっているのに内容についてはやるべき仕事の役割が固定化されてその者が行かないと進まないという弊害が起きている。これからはマルチタスクでやらねばならない。多能工の養成という言葉は十年以上前から叫ばれているが自分の立場の保守という考えが未だにあるようだ。例えば3人でチームを組んで行う仕事があった場合にひとりが入れ替わってもまた、極端にふたりが入れ替わっても出来るようにしなければ仕事は回らない。今行っている業務は社員誰でも同じ品質で提供できる教育が必要。請負業は社内に居ては一円も稼げない現状をもっと理解させなければならない。これからは少数精鋭で受注を増やす体制作りが急務である。

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