僅かのご縁

今年の4月1日付けで入社した新入社員二人の内、1名が昨日付けで退社した。理由は個人情報もあるので詳しくは書けないが朝8時半に出社のため7時過ぎには家をでる。帰りは定時である5時半には会社を出ると6時半過ぎに家に着く毎日であった。当然残業などありないがそれでも自分の時間が無く辛いという。これが退職の一番の理由。だが、定時出社定時退社で自分の時間が無いというのは日本のどこの会社に勤めても同じ条件になるので今後どの会社に行っても勤めることは出来ないよと説明したのだが・・・。兎に角、今の環境から逃れたい一心だ。そして自分が何をしたいのか将来がわからないという。それは皆同じで何が出来ると云われても入社して間もないころは何も出来ないことは当たり前だ。だから我慢して出来るようにするのが仕事であり、実績を積むことにより自分の生き方が分かる。それには時間が必要なのだ。新しい社員には外部研修やパソコンを始めとした事務用品、作業服、安全対策用品などすべて新調している。当然、毎日現場に行かせるが見学に等しい時間。1円も収入にはなっていない。すべて将来を見越したマイナス投資だ。一番に気になったことは家族が退職することに対して反対や我慢しろとか云わないことだ。自分で考えたのだから良いというらしい。身内の無責任さに腹が立つ。継続とは力なり、この言葉が死語にならないように気分を変えて出直しだ。そんなことは当たり前という言葉も通用しない時代になった。

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