上半期

9月は激動の30日であった。2年がかりで進めていた東京都の補助金の製品納期が間に合わず決定していた金額が0円になった。この申請は5Gシステムを開発し既存のメーカーとのコラボで世の中に無い仕組みの製品。特許も申請している。先行投資も行い、5Gの試験結果も問題なく、後は本体の納品を待つだけであった。製造業、建設業ほかあらゆる業界において共通して問われることは品質と納期。この二つを守ることは事業者の最低限のルールだ。製品ができるまで企業はは発注者でもあり受注者でもある。この繰り返しで事は流れていく。この流れが詰まれば上流から下流まで一気に目詰まりする。一番の問題は社会的信用の喪失だ。納期遅れは工程管理ができないというレベルの会社にもなってしまう。自分の会社にあってもできない理由を並べることに時間を費やすことが仕事と勘違いしている社員も過去にいた。出来ないことを出来るようにすることが仕事だ。幸いにも現在の体制は前向きな社員が多数。辛い登坂の次は楽な下りになるが仕事はエスカレータの下りを下側から逆に登っていくことが仕事と考えるべき。止まれば下がるということを常に考えていれば知恵も出てくる。来週から下期に突入する、前進あるのみ。予てより申請していた「テトレット」も特許取得の連絡があった。悪いことも良いこともすべて経験になる。

 

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