日光山輪王寺強飯式

毎年4月2日に催行される輪王寺強飯式に今年も東京日光会として受者を輩出。当日の朝、ホテルラングウッドから熊野前の交差点付近に参加者を貸し切りバスで乗せて一路日光へ向かう。9時45分頃に輪王寺の駐車場に入りお供する32名は1時間ほど境内の宝物殿や平成の大改修中の三仏殿を自由散策。受者と東京日光会の世話役は裃に衣裳替えで輪王寺本坊へ移動。10時50分頃に大導師の先導に続き日光会会長と幹事長である私が列の先頭に立つ。大勢の山伏、強飯僧、受者の列で大護摩堂に入堂。般若心経から始まり蝋燭の明かりの中厳粛な儀式が始まる。クライマックスは3升の大盛りのご飯を山伏が受者に対して無理強いさせる儀式。強飯式が終わると大護摩堂の目の前で「がらまき」という福を撒く行事。これで昼食となり大方の日光会としての役割が終了。夕方、東京に戻り荒川区小台にある割烹熱海で祝賀会を行う。東京日光会は昭和28年から受者を送り出し今回で264名という歴史のある会。すぐに来年の受者の選定を始めなければならないが日本の歴史の一齣に係れる喜びは何とも言えないものがある。

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