高校進路指導部

7月2日(月)から来年の高卒定期採用のため会社近辺および採用実績のある高校を訪問している。どこの高校の進路指導部においても企業の採用意欲は高くて例年より出足も早い。驚くのは生徒数にもよるが生徒一人に対して10倍から100倍の企業の採用希望がある。当然一部上場企業も沢山来ている。その中にあって埋もれないための知恵も必要であるが残念ながら先生も親も大手が安心という大前提の上に立って相談を受けているように見えてしまう。一生懸命に創業社長の意欲を言うのであるが大手の壁は高い。来年は応募者全員採用する意気込みでいるが結果はどうなることやら。高校生の就職機会はとても可哀そうな制度だ。1社しか入社試験を受けられない、落ちたら再度探しはじめる。この1発勝負の仕組みでは安定志向を目指す者は余計に冒険できなくなる。まして一人に対して10倍以上の企業が口を開けている状態、入社後のことなど考えないだろう。名の知れた企業を目指すことは以外頭にないのは当然だ。もっと経営者と働くことについて語り合える場所と時間が必要だ。今日も総務採用担当が北千住にある天空劇場で開催される高校生のための企業説明会に行っている、よいご縁が出来ることを願うばかりだ。

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