「忙しい」は「出来ない」と同義語

最近よく耳にする言葉「忙しい」、今の仕事が忙しいのでその仕事は出来ないと平気で言う。忙しいのではなく段取りや仕事の優先順位を付けられないだけの話だ。自分でバカだバカだと言っているようなもの。仕事の進め方は先ず期限を決めることから始まる。と同時に何を先に進めれば流れが出来るかを検討する。この「流れ」を創ることが仕事を短期間でこなすコツだ。忙しいという者ほど目先の重要度が無い仕事から取り掛かる。仕事はどのようにして自分に来るのかを考えてみよう。平成4年に創業以来、電力工事業を主体として官公庁の電気・空調工事、ネットミル見守り事業、環境測定事業そして最近ではホームドア設置にからむ電気工事の5本柱で展開している。これら5事業の取っ掛かりはすべて私が切り開いた仕事だ。来る仕事を消化することと何も無いところから仕事を創ることは天と地ほどの違いがある。来る仕事を消化することだけで忙しいとは考えられない。会社の廊下に掲示してある社員同士「見本になろう」、「支援しよう」、「信頼しよう」の3つの言葉がある。この中でも困っているときは「支援」が大事だ。自分の仕事だけで協力できない者は自分が困った時に誰も協力してくれない。それよりももっと危機感があることは仕事が来なくなった時、逆に言えば忙しいと言えない環境の時に自分で給料分の仕事を取ってくることが出来るかを真剣に考えてほしい。忙しい時だけで会社が成り立っていない、暇な時も仕事が全くない時も会社は存在し続けて行かねばならない。

カテゴリー: 日記 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です