身近にコロナショック

月曜日の朝、会社に届いた封書を開けると「鴎外壮閉館のお知らせ」鴎外壮は昭和18年創業の老舗。度々会合や接待で利用していた。だが5月末で閉館とのこと。お客様対応のサービス業は突然のキャンセルに全く対応が出来ない構造。今回のような不可抗力の事態は時間軸が読めなくて我慢する期間も分からない。経営者としては苦渋の決断であったと思う。将来を見据え引き際を見極めることは創業するよりも大変なこと。今なら社員や取引先を含め迷惑が掛からないタイミングであったと判断し着陸点を探っていたことだと思う。我が身を振り返ると創業28年目にあって基盤も資産も中途であり辞めることも出来ない。辞めることが出来る会社は羨ましい面も多々ある。行くも地獄退くも地獄が続く。しかし、東急創始者の五島慶太翁の言葉に「向こう傷は問わない」が「背中に追う傷は許さない」つまり相手から逃げながら背中を切られることは断じて許さないこと。どんな困難なことがあっても向かっての失敗は許されるが何もせず相手から逃げてはいけないという事だ。新型コロナウイルスの蔓延により日本経済は大打撃。オリンピックに始まりあらゆる工程が狂い始めている。明日は我が身となる。仕事がゼロとなる日も頭に入れ事前に何が出来るか、生き残り法を検討しなければならない。

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