フェイクを見分ける力

今朝の読売新聞朝刊の教育ルネサンス欄に掲載されていた記事。本郷中学・高校の授業の中でフェイクニュースを題材にした授業の内容が書かれていた。興味深かったことは情報をチェックする具体的な方法を紹介している。それは「だ・い・じ・か・な」と呼ばれるチェックリスト。「だ」誰が発信?「い」いつ発信?「じ」事実の裏付けは?「か」関係性は(自分との)?「な」なぜ発信?このリストに従い情報を点検するとその情報が信用できるか一つの判断するやり方が理解できる。そしてデマの共通点を分析すると「自分に得」「身近」「すぐに確かめられない」「真実が織り交ぜてある」とのこと。そして経験上、一方の意見、発表などがある場合は必ず逆の見方をする訓練も必要だ。フェイクニュースは増々手が込んできている。ウクライナ、ロシアの情報戦を見ていると正反対のニュースが溢れている。実社会においても新しい取引先は必ず会社訪問をすることが重要だ。先ずは素早い電話応対、入り口、廊下、トイレの清掃状況や社員の挨拶で仕事をする前から品質が見える。見る見られるは表裏一体、この気持ちを持ってお客さまに対応しなければならない。

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夏季休暇と訃報

昨年の暮れに兄妹の三男がこの世を去った。七人兄妹で親父が健在の頃は誕生日、忘年会、新年会、父の日、母の日などイベントがあると実家に全員が集まり飲み会をよくやった。社会人になると仕事や立場などの違いによりたまに兄弟間で口論になったりしていたがそれはそれで楽しい想いでだ。令和4年に入り前後して地元の消防関連団体の会長など80歳前後から90歳近くの方々が亡くなった。そして30年来のお付き合いのある方が病気と闘いながら12日遂に息を引き取った。毎週のようにお見舞いに行き、食事をご一緒していたが日に日に弱ってきていた。青森から一人上京して会社を立ち上げ、千葉に工場も2カ所作り、自動車産業の重要な部品を作る立派な会社にした。自分も70歳になり体のあちこちから悲鳴を上げている。一番は腰痛の悪化。100mくらい歩くと右足に痺れが出てきて歩くことさえ辛くなる。近所の外科医に診てもらったところ2カ所の背骨が変形して神経に触っているとのこと。現在、週に2度ブロック注射と点滴を行っているが改善の兆しは未だ見えない。外科手術も視野に入れなければならないかも知れない。大学からの友人も昨年の暮れに脳梗塞を発症した。これから何年仕事が出来るか分からないが引いてきたレールをどこまで伸ばせるか心配な年になってきた、上を見ればきりがないが自分の身の丈に合った会社を残していく。そして創業時のバカな夢を社員全員が実行できるように実現していく。

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新型コロナウイルス感染

最近、社内において家庭内感染者、現場においても協力業者からの社員が感染している例が増加している。国の感染者や濃厚接触者の定義や対応も右往左往している中、実際の現場は人手不足に加えての人員減となり大変な事態だ。毎日、東京都の感染者は3万人を超えており身の回りの感染者源も社内感染者については推測できているがその他の家族等からの感染については不明となっている。いつだれが感染するか分からない状態での業務遂行は羅針盤の無い航行と同じで見通しが立たない。加えて材料費の値上げ、納期遅れなど良いことは何もない。嬉しいニュースといえば最近、5年前に申請していたネットミルの見守りシステムで電力会社のスマートメータと連携して電力値を1分毎に取り込み解析するBルートサービスを利用した特許が承認された。ネットミルはこれで2件の特許取得となった。コロナ禍が収まれば全国の電力会社に営業を掛ける予定だ。また、来年度は東京都中小企業団体中央会に申請していた第1回明日にチャレンジ中小企業強化事業の補助金も確定した。電力ケーブル工事には欠かせないウインチカーの取得に全力を投入して実現していく。来年度からは創業時の精神にもどり電力事業を中心に再度事業展開をしていく。

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PCR検査5回目

周辺でも新型コロナの濃厚接触者や家族感染、現場にて協力会社社員からの感染等、社員も自宅待機者が増加している。恐るべし感染力だ。感染元の推測は結果的出来ても会った人が感染しているか本人も初期だと分からない。本当に困ったものだ。喉の痛み、発熱に始まり倦怠感が出た時はすでに感染しており周囲に知らせることが出来れば良いが発症まで数日間かかるため本人の自覚症状が出た時は周囲に連絡することも辛くて分からない状態が続く。ワクチン接種も時限的であり打ったから安心とはいかない。当社だけではなく世の中の工程が著しく対応できない状態になっている。治療薬の開発と普及が望まれる。ここ3日前くらいから腰痛が酷くなり200mくらい歩くだけで右足が痺れてくる。親戚の伯母と最近会う機会が有り腰痛の話をしたら会社の近所に良い外科病院があるとのことで早速、昨日受診した。レントゲンのあと田端にある検査専門医でMRI検査を行い、そのデータを再度、外科病院を再訪して説明を承けて早速点滴を行った。翌週から点滴とブロック注射を毎週行うことになった。どうやら骨が変形しており血液の流れがかなり悪く当面は痛み止めで対処するとのこと。周囲の知人も脳梗塞で倒れたり入院も多くなりそんな年になってきたかと愕然としている。まあ、年齢に合わせた行動が一番。体が動く限りやりたい仕事が山のようにあるのでまだまだ頑張る。

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運を科学する

昨晩、荒川法人会の特別講演会に参加、講師は脳科学者である中野信子氏の「運」を科学する~運がいい人の行動パターン~という話を聞いた。ムーブ町屋の会場はコロナ禍であっても3分の2くらい埋まる盛況であった。脳をコントロールしたりトレーニングすることでもっと豊で充実した日々を送ることが出来るという考えが基本。講演の内容はネットで金融広報中央委員会発行の広報誌「くらし塾きんゆう塾」2017年夏号にも講演内容と同様のインタビュー記事が掲載されている。先ず運は皆に平等という前提で研究者は性格傾向に着目。ビック5といわれる特性の尺度が有るという。開放性、外向性、誠実性、協調性、神経症傾向の5つ。自分で運が良いと思っている人は外向性と開放性のスコアが高いということが実験で分かっている。こうした人達は落ち着いて行動しし、新しい物事に挑戦し、自らチャンスをつかんでいく傾向があるとのこと。ただし、これらの研究は欧米の実験であり日本人に置き換えられるか未知数とのことだ。講演の中でなるほどと思った話が年収。例えば年収100万円の仲間がいると想定。自分は150万円という立場が分かると幸せを感じる。しかし、周囲が年収30万円、500万円の人の中に入ると自分は不幸だと思ってしまうとのこと。人間はどうしても比較しながら自分の立場を決めてしまうようだ。本当は自分の生活に満足できれば他人の生活は関係ないはずである。会社も隣の芝生は青く見えることが多いが自分の足元をしっかり見て着実に成長することが大事。

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令和4年度助成金交付決定

昨日、予てより申込と面談を行っていた「令和4年第1回明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業」の助成金の決定交付書が届いた。本業回帰のために避けることのできない大型投資に対しての補助金の獲得。かなりの量の書類作成もあり面談も多様な質問をくぐりぬけての結果に本年はじめての明るい話題だ。他の助成事業では書類審査で落ちていたので何よりの吉報。同時に前総理大臣の訃報もあり複雑な気持ち。コロナ禍が続く中で先行きの見えない時代に前向きに取り込むことが出来るチャンスはそう多くはない。これから未経験の機器の設計製作に入っていくが限られた時間でもあり精力的に集中して間に合わせるように頑張る。今年より尾久警察署の尾久防犯協会長に就任した。はじめの取り組みとして今まで協会のユニフォームが無かったので会員役員用に300着のベストとキャップのデザインを決めて役員会で承認を受けた。10月11日から始まる地域安全運不動に合わせて製作する。11日にはムーブ町屋にて尾久警察署「防犯の集い」が開催されるがその時に役員には全員着用してもらう予定だ。協会の一体感を持つためには制服は必要なことだ。会社も30周年を迎え作業着も一新した。何から何まで公私ともスタートの年としたい。

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第4回ワクチン接種

本日、7月の20日以降の空いている日を探して予約完了した。ファイザー製は接種を受ける場所が限定されている。モデルナは予約不要でいつでも会場に直接行って出来るそうだ。しかし、この時期にもう梅雨明けだという異常気象だ。そして水不足になる予想もある。また、それらに伴い電力の安定供給に不安が残る毎日。もし計画停電になったら5つのグループに地域分けして時間を区切って停電になる。その備えは何もしていない。一刻も早く国内の停止中の発電所の復旧と送電を国の政治的な責任で急がなければならない。来月には参議院選挙があるがこのエネルギー問題に対してはどこの政党も発言していない。消費税や国防費などの問題よりも今日明日にも起こるかもしれない問題を誰も発言しない。まったく無責任無頓着な政治家が増えている。現場も大変な環境で仕事をしているので会社に戻ったら涼しい環境で休んでほしいが計画停電になったら何も手を打てない企業ばかりだ。新型コロナも毎日微増している中、街中では選挙カーが自分の生活のために無駄なエネルギーを消費している。電力関連の仕事をしているとエネルギーをどうするか不安でたまらない毎日だ。

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第27回機械要素技術展

6月22日(水)から24日(金)まで東京ビックサイト東館5ホールの荒川区ブースにてネットミル「エアー・キー・ロック」の展示を行う。このシステムは新しく開発した製品でスマホから鍵の管理を行う。現在、警備会社等は契約者の玄関の鍵を預かっており、何か異常を受信すると借用した鍵を車に積んで現地に向かう仕組み。契約者数の増加により鍵の管理が煩雑になっている。また、別荘の管理会社も同様の管理をしている。久しぶりのリアル出展でもあり、展示品も動作するなど見せ方も工夫をしたため来場者の反応も良く、利用方法も提案がたくさんあった。今後、バージョンをアップして各社に提案していく。先週、顧問の弁理士事務所より連絡があり、ネットミルのスマートメータBルートを使った特許が承認されたという吉報が入った。中々、特許庁で認められず再提出や説明を重ねてきた結果の朗報だ。これでネットミルは2件の特許取得となり国内で電気を使った見守りシステムは他社の追随を許さないものになった。今回のエアーキーロックも特許申請の準備に入る。このシステムは鍵を利用している需要家には管理費の大幅な削減効果が認められるためネットミルの拡大に繋がる製品となる。

 

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体調不良

6月1日に発熱と喉の痛み、まさに新型コロナの発症と同じ症状。翌日に地元の熊野前PCR検査場に9時に予約しすぐに会場へまっしぐら。その日の16時に掛りつけの病院に事情を話して検査を受けた。翌日の朝8時過ぎに病院から検査結果は陰性との電話連絡あり、午後にはメールにて熊野前PCR検査場から検査結果が陰性の受信。これらの報告を確認しただけで熱は下がってきた。最近、身体の疲れがまったく取れない状態が続いている。睡眠も浅く考え事をしていると次から次へと問題が浮かび上がってくる。解決策は自分の行動がすべてとの結論。自分に出来る事は思い立ったら吉日とすぐに新しい顧客にトライしている。やはり動けば結果ついてくる。社内に居ては何も進まない。創業時を思い出すと土日祭日は宅配便のアルバイトをしていた。何しろ収入はバイト代しかない日が続いた。当時、社員も少なく学生のアルバイトを現場に多用していたが支払うアルバイト費より自分で働いていた宅配便のアルバイト代のほうがはるかに安かった。当時は精神的にも相当滅入っていた。ホームに立つと線路に吸い込まれるような瞬間が幾度となくあった。やはり階段を上がるひとつには自分で行動することが一番の解決方法だ。率先垂範だ。ひとは云われたことしか動かないものだ。忙しい事しか覚えていない。暇なときは自分のせいではない。仕事が無いことは会社の責任と思って割り切っているようだ。人を動かすことを考える時間があれば自分自身で行動することが前向きになれる。冷静に前向きに前向きに仕事をしよう。

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慣れの怖さ

長年同じ仕事をやっていると今日の仕事の緊張感は明日に続かなくなる。現場第一と常に言っているが現場に慣れると仕事は永久に続くものと勘違いしてくる。中小企業の建設系の会社は専門の営業マンを置いている会社は少ない。現場で良い仕事をすれば次の仕事がくるものと信じているからだ。しかし、相手が大手の企業の場合は担当者が代わり、自分の使いやすい業者を選ぶことになる。そこで受注業者、下請け業者として考えなくてはいけないことは相手の立場になり如何に信用してもらい任せて貰えるかを常に考えなくてはならない。一番の方法は顔を合わせること。つまり現場が無い時は突然でも訪問して顔を覚えてもらう事が大事だ。最近の社内の動向を見ていると将来が心配になってくる。現場が無ければ休む方法を考える、あるいは次の仕事の準備や後片付けで支店に出てしまう。その時間が見積もりに反映されていれば文句は無い。しかし、外部の人との関わり合いはまったく無い時間が問題だ。常に言っている言葉に会社の収入は日給制だ、現場が無ければ1円の収入にもならないことを肝に命じよう。こういう無駄な時間に慣れてしまうことが恐ろしい。将来を考えると売り上げの拡大か利益の確保のいづれかの選択ししかない。社員皆が幸せになるには他社と同じことをやっていては落ちていく。まだまだ当社社員は未知の力を持っていると信じている。「出来ると思えば何でもできる。出来ないと思えば何もできない、だから出来ると思え。」この言葉を常に頭に入れ前進しよう。

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