ネットミルホームページ更新

何年かぶりにネットミルのHPを更新した。以前は技術的にどんなに優れているかなどを中心にデザインしていたが日進月歩によりネットミル自体の仕組みが大きく変わろうとしている。何よりも大きな出来事は電力会社の電力計がアナログ式からデジタルのスマートメータに国内の電力メータがすべて交換している。東京電力管内はほぼ交換済みと聞いている。このスマートメータの大きな特徴として需要家である個人が電力会社に対して申請することにより電力量を好きなタイミングで取得することが出来る。この機能はほとんど知られていない。ネットミルはいち早くこの機能を取り込んだ見守りシステムの開発に着手して製品化を行った。現在試験運用中であるが従来の分電盤から取得するデータと遜色のない結果が出ており何時でも実用化が出来る状態だ。この規格取得に対して公的機関から助成金を受けているので最終審査結果が下りれば販売開始となる。後、1から2か月で全国に販売できる。コロナ禍の収束を待ち、全国の電力会社、地方自治体などに営業展開する予定。このサービスは工事レスで日本初となる画期的な商品。すでに別法人で㈱ネットミルも設立している。販社として活躍できる時期も近い。

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コロナ禍の影響

100年以上の歴史ある地元割烹料理の名店が2月いっぱいで閉店するとのこと。数十名の会合から200名程度の大宴会まで収容できる荒川区では圧倒的な存在であった。各種団体の数百を超える祝宴の中止や営業時間の短縮などにより想像できない位の痛手を被っている。非常に残念であるが応援しようにも何もできない歯がゆさがある。そんな中、昨日吉報を受けとった。予てより申請していた第五回荒川区新製品・新技術大賞の審査結果が届いた。志幸技研工業㈱から熱中症予防「エアコン用リモコンモジュール」見守りシステムと㈱ネットミルからトイレ用アメニティ「テトレット」の同時受賞。1次審査は書類選考、二次審査はリモートオンラインによる面接審査であった。授賞式は3月11日に「ふらっとにっぽり3階」で行われる。当日に最優秀賞(荒川区長賞100万円)1件、優秀賞30万円3件、入賞5万円3件の発表があり賞金が与えられる。当日にならないと受賞内容が分からない。今までに志幸技研工業として第二回はネットミル見守りシステムが優秀賞、第三回はソーラーポンプが入賞した。このコロナ禍で暗いニュースばかりであるが少しは前向きな明るい連絡であった。また、2年前に申請し採択されていた東京都中小企業振興公社からの助成金(製品改良・規格等適合化支援事業)の書類も整い受理された。最終的に公社から正式審査決定が下りるとネットミルHEMSコントローラの全国販売が可能になる。中小企業の生きる道のひとつとして自社ブランドの構築は大事なこと。ネットミル、テトレットはすでに商標登録済であり今後、販路開拓に力を入れていきたい。

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令和三年仕事始め

明日より仕事始め、午前十時に地元の氏神様である尾久八幡神社に社員全員で安全祈願、帰社後にお得意様へ挨拶回りに行く。しかし、今年はコロナの影響により大手の会社の仕事始めは特段決めていない場合が多いようだ。特に建設業は現場が始まる12日まで各自で有給休暇等により出社しなくても構わないとのこと。今日のニュースでも政府は緊急事態宣言の再発令に向けて検討が始まった。対象地域は東京、千葉、神奈川、埼玉の1都3県。当社の営業地域でもある。具体的には住民に外出自粛や店舗の休業、営業時間の短縮の要請。前回の緊急事態宣言の時、伊豆下田の現場に行っていたが県外の車は静岡県に入る道路上に看板があり、立ち入る事はご遠慮願いたい旨の注意書きが多数見られた。期末までに多数の社員が福島などへの出張が予定されている。どの程度の抑制が必要になるのか見当がつかない。一部の勤務者は在宅ワークは継続している。会社としてコロナ対策の物理的な設備は十分過ぎるくらい行っている。最近では家庭内感染が増加しているとなると今まで以上に手洗い、マスクの着用、手の消毒の徹底など個人で行うものばかり、これ以上の対策は何があるのか十分に理解できる方策や指針が国として必要。ただ自粛だけではこのコロナの感染防止には疑問だ。当然ながらコロナ禍で忘年会、新年会は行っていない。従来であれば社員のコミュニケーションの場として1泊の社員旅行など実施、また全員が集まる機会には食事、お酒を提供していたが、現在、会議後の食事はお弁当を手配して各自の判断で持ち帰るようにしている。3月末まで仕事はかなりの量を受注しており施工体制もひっ迫している。社員を含め、関係者がコロナ、インフルエンザに感染しないことを祈るばかりだ。

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令和三年尾久八幡神社元旦祭

元旦の日、午後1時より尾久八幡神社元旦祭に参列。通常は宮司を先頭に西川荒川区長の後に氏子総代が列を成して大鳥居をくぐり本殿に向かうが、今年は社務所の中廊下から本殿へと移動。祝詞の後、お榊を各自が奉納。一連の儀式の後に西川荒川区長を始めとした来賓の衆議院議員、尾久警察署長、尾久消防署長の挨拶で解散となった。コロナにより神事まで影響を受けている。本来であれば4日に日暮里ホテルラングウッドで荒川区新年祝賀会や6日に東京消防庁出初式、翌週の土曜日に尾久警察署武道始式など1月は行事が沢山あったがすべて中止となった。仕事始めは5日、安全祈願を尾久八幡神社で行うが社殿には10名しか入れないという。会社ではコロナ対策としてマスクの支給を始め、除菌剤やサーマルカメラの設置などあらゆる設備を導入している。最近では家庭内感染が増加している。基本の手洗いの励行を怠りなく会社および関係者のコロナ感染が出ないことを祈るばかりだ。2月、3月は仕事のピークだ。何よりも健康と安全第一でこの1年を乗り切ろう。

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令和二年回願

毎月このホームページにブログを書いている。平均すると月に5から6通。56才の2008年かから書き始めて12年になる。かれこれ千数百通になっている。たまに当時はどのような心境であったか毎年の出来事が蘇る。今年はコロナに始まりコロナで終わる異例の年になった。業務としてはコロナの影響は受けなかったが会合が無くなり情報が全く入らなくなった。ネットのニュースはどこも同じである。会社の新聞は日経のデジタル契約に変更して日経ビジネスもオンラインで併読している。コロナの影響に関するニュースでテレビにでる政治家の言葉の薄さが増々気になってきた。本気で国の将来を考えているのか疑問だ。拠り所は専門家の意見という逃げ道を多用しており、責任の所在が分からない。経営者は政治家のように専門家の意見など聞く由もない、すべて自分の判断で即決実行しなければならない。会社の戦力は何といっても社員だ。社員のレベルアップをどのようにするかは経営者の力と共に社員の自覚が重要なファクター。新卒採用にも力を入れているが全く反応は無いに等しい。中途採用も面接内容だけで採用しても失敗の連続。過去の社員数を見ても一定の数になると途中で退職者がでる。この一定の数を創業以来超えられない状況が続いている。ニュースではコロナの影響による失業者や廃業も数万人規模であるようだが雇用のミスマッチが顕著である。国は就業体験や技能実習などで再教育を行い新業態への転換など計画しているようであるが正規雇用を拒む生活に満足している労働者には意識改革が必要である。スキルの前に働くとは、社会の中の役割とかの基本教育をしなければならない。他人は誰しも楽な方向に行きがちだ。来年の社員教育は原点に戻り生きるか死ぬかという限界に挑戦し乗り越える社員を厳選し育てていきたい。

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冬季賞与

先週の月曜日、恒例の賞与を支給。外部に接する窓を開けてコミュニティセンターに社員全員集合し今期の11月までの収入を発表。今回は各事業部の5部門の対前年比グラフ表示など一目で会社全体の売り上げ構成が分かるようにした。創業時、100%であった事業は現在は全体の30%を切ることになっている。もし、単一事業を継続していたら数人の社員で賃貸ビルにて営業している。もしかしたら同業者のごとく廃業になっていたであろう。各事業の構成割合、依存度は大事な指標でもある。昨日は仕事納めの日、社員には1月中に各個人の目標を毎年書いて提出をしてもらっている。今年の課題は「多能工」と「マルチタスク」を実践するためには自分はどのようにすればよいかを書いてもらう。社員にとっては聞きなれない言葉である。従来のように言われたことだけを熟していくだけでは今後の成長は個人、会社も有り得ない。限られた人材で他社より優位に立つには同時に何でもできるようにならなければ消滅してしまう。この危機感は毎年大きくなっている。仕事納めの日は恒例にしている家族へのお土産を配布している。ふくやの明太子、プリマハム1.5kgのロースハム、日光たまり漬け。今年は餅つき大会を中止にしたため突き立て餅を取り寄せた。正月を迎え、新たな気持ちで仕事始めでの顔合わせを楽しみにしている。

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退職理由

最近の途中入社する社員の退職理由がまったく分からない。事の発端は面接にあると思う。入社試験は基本、面接だ。しかし、僅か30分程度の間で世間の個人情報保護法の勝手な解釈により何も質問が出来ない世の中。中途採用は即戦力として希望しているがパソコンのスキルはと聞くとワード・エクセルは普通に出来ると答える。ではどれくらいのスキルかは実際に操作させないと分からない。ここは賭けである。仕事はパソコンの操作が中心となっている。今更、仕事をしながら教える時間は無いが採用してしまうとこちらが負け。えー!と驚くような知識不足が露呈する瞬間だ。インターンシップで中学生の受け入れをしているが教えたことはすぐにできる。なぜ、今更ながらパソコンに接する時間が持てなかったか疑問である。今後も中途採用で補充していかないと立ちいかなることは目に見えている。今週の水曜日に東京都産業労働局主催の大学と民間企業のマッチング会に参加したが大学側は何となく東京都の声がけで参加しているような雰囲気が目に見えている。コロナ禍にあって退職者も増加しているニュースが多いが募集しても応募者は皆無。ミスマッチがしばらくは続く。これが長引けば日本経済は間違いなくマイナス方向に向かう。

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ネットミル展示会

今日から金曜日まで東京ビックサイト西館2においてENEX2021に出展。電気新聞にも大きく取り上げられた。しかし、コロナ禍の中、来場者は少ない。展示会申し込み時はこんなにも自粛が続くとは思っていなかったので宣伝のひとつとして申し込みを行った。7日㈪は荒川区新製品・新技術の2次審査でオンライン審査。今回は㈱ネットミルから熱中症対策商品「ネッシー」志幸技研からはトイレアメニティ商品「テトレット」の2点を申し込んだ。お陰様で両商品とも1次審査を通過して今回の運びとなった。荒川区役所と当社の通信状態が良くなくて審査員の質問が途切れるなど多少の説明に時間がかかった。発表は来年の1月中旬だそうだ。期待したいところだ。最近、寒暖の差が激しい。体がきつい時もある。特に昨夜は睡眠導入剤を飲み忘れて一睡もできなかった。年齢を感じる今日この頃だ。

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面接試験

新卒を含め、年に何回か会社訪問の対応や面接試験をしている。個人情報保護法によりほとんどが会社にとっては何も質問が出来ない構造となっている。最近の履歴書には男女の欄が無いという。受験者はこちらの情報はホームページ等で研究しており面接マニュアルもよく読んでいて質問事項は淀みなく答える。このハンデ戦の中、応募者は入社したい、会社側は即戦力としてすぐにでも人材が欲しい。このせめぎ合いが続く。まあ良いかという位で判断するしかないのが現状だ。ここ数年、全く当たらない。面接時ははきはき、明るかった子が入社後、別人になる。会社に勤めることは腰掛では済まない。しかし、全く真剣に努めようという気概は微塵もない。建設業は請負業で請けたら負けという格言がある。面接も入れたら負けだ。ではどのように負けを少なくするかを考える。知り合いの経営者が行っている性格検査を教えてもらった。面接時に応募者は30分間に相当数の音声質問に回答する。この回答により適正や性格が分かるらしい。この方法もひとつと思い次回の面接から採用することにした。このコロナ禍で失職している人数も相当数と聞くが募集していても応募は無い。この人材のアンバランスは将来の日本の労働市場をさらに歪にしていく。

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新型コロナウイルス第3波対策

収束の見えないコロナ禍の中、幸いにも会社関係者の感染は見られない。しかし、最近では家庭内感染が広がり感染ルートも不明な点が怖い。そこで社内の対策だけではなく社員、家族そして当社業務に関係する人々に対して除菌効果が証明されている除菌ハンディスプレーを配布した。これ1本で60から100回の使用と使い終わっても除菌液を補充できる優れもの。コロナ不況と言われ始め希望退職者の募集は相次いでいる。この募集に対して予定以上の応募が多いそうだ。サービス業の大きな柱の飲食、宿泊、観光、旅行会社など政府の持続化給付金や補助金など一時的に食いつないできたが12月には雇用調整助成金が切れる。これからが本当の不況に突入する。しかし、退職者の受け皿として中途入社の道を開いている企業も多い。当社もハローワークと通して年間で募集しているがまったく反応が無いに等しい。このミスマッチの原因は何であろうか。来年の新卒の応募も今のところ皆無。大企業はほぼ募集を止めているので行先が決まっていない学生も多いはずだ。そこで東京都産業労働局主催の中小企業しごと魅力発信プロジェクトである「企業×学校関係者 就職情報交流会」に来月参加する。以前もこの企画に参加した経験があるが学校側の待ちの姿勢にがっかりした思いがある。今回は良い情報とご縁が得られることに期待したい。

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