驚愕の高齢者講習

昨日の夕方、王子自動車教習にて70歳以上の対象者に対して2時間に及ぶ講習を受けた。6名を2班に分かれ実車指導と運転適性検査(夜間視力・動体視力等の検査)最後に双方向型講義。教習所での実車指導は52年ぶりとなる。我らの班は75歳が2名と私。其のうちの1名は何と50年間運転したことが無いという。シートベルトの付け方から始まり、アクセル、ブレーキの位置を教官から教わっている。その後ろの座席に座って運転を見ていると相当に血圧が上がった。50年ぶりの運転は縁石乗り上げ、逆走行、一時停止無視と何でもありだ。そういう私も車庫入れで脱輪、S字カーブでも縁石に軽く乗り上げた。バックミラーとサイドミラーだけでの車庫入れは久しぶりであった。短い直線で30キロ以上を出せというが教習車のとろいアクセルは感覚が分からない。運転適性検査は年齢なりの点数であった。70歳以上の高齢者は運転時に高齢者マークを前後につける努力をしてほしいとのこと。この講習を待つ時間、私だけがスマホを操作していたが他の5人は居眠りが多かった。高齢者の事故が多いというニュースを聞くと納得してしまう。サントリーウエルネスの調査では平均49歳以上がおじさん・おばさん、シニアは平均61.6歳。69歳はお爺さん、お婆さん。73.1歳からはお年寄りという。70歳は微妙な年になった。

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数字の壁

1992年二人で創業以来、少しづつではあるが社員を増やしてきた。現在、顧問を含め総勢21名となっている。事業分野も電力設備の保守からケーブル敷設工事、官公庁の電気空調工事、ネットミル、環境測定、ホームドア工事と事業展開を行い、都度社員を増員してきた。それぞれの分野において専門性を持たせるべく中途採用を進めてきた。ところが23名になると新しい社員、つまり入社したての者が退社していく。この23という数字は何年経っても超えられない壁であった。今回、中途入社で二人のご縁を頂いた。3月に2名入社となる。21から23となり創業以来超えられなかった数字に新たな挑戦だ。これを機に次のステージに向かって行く。事業の整理撤退と従来から行っている事業の拡大を図る。会社の基本理念となるライフラインの安心安全創造企業をより明確にしていく。事業は水平展開が大事。今までの事業もライフラインを守ることが共通となっている。直営化率を高め、マルチタスク化をすすめ懸案である多能工を実現していかなければならない。今日は誕生日、古希を迎える年齢になった。母親は70歳で親父は83歳で天国へ逝った。いつまで現役で活動できるか分からないが業界ナンバー1になる道筋は創っておきたい。

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心のバリアフリーサポート企業

昨日、東京都から登録証が送付された。東京都では誰もが円滑に移動し、様々な活動を楽しめるまちづくりを進めるため、施設整備だけではなく、すべての人が平等に参加できる社会や環境について考え、必要な活動を続ける「心のバリアフリー」を推進している。心のバリアフリーに対する社会的気運の醸成を図るため、従業員に対する意識啓発等の取り組む企業を「心のバリアフリーサポート企業」として登録。具体的な活動は自分と異なる人が困っていた時に「気遣い」「思いやり」をもって必要な支援協力を実行する人材を育てていくことも必要。最近では社会ルールを逸脱した現場を注意して被害者になる例も多々あるが、もっと基本的な困っている人を助け合いするための行動が大事。東京都福祉保健局のホームページには実践に向けたハンドブックも掲載されている。このホームページのサポート企業の建設業の業種名簿に一番目に当社が乗っている(50音順)その他、清水建設、大成建設、戸田建設、大和ハウスなどそうそうたる大企業が並んでいる。事業のひとつとして社会貢献は継続するためには最低限必要な仕組みだ。会社の経営理念のとして「ライフラインの安心・安全を創造する」ことも掲げている。身近な個人でできる社会奉仕も必要だ。

 

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Web採用

数か月前からWebでの求人募集をしていたが全く効果が無い。同様の求人募集会社はTVコマーシャルを打っている大手の会社以外にもLINEと使ったものまで無料、有料問わず選択の幅が広い、応募する側から見れば多重登録も可能で実際の真水の数は不明だ。最近のWeb応募の傾向はいとも簡単に応募してくるが約束してもドタキャンされる。それでも再度応募してくるなど常識が疑われる場面が多い。働く目的や将来の自分の生活目標など何も考えていないと思われる。働くことがすべての幸せに繋がるという常識は過去の物になっている。これは国の制度設計が現在の働き方や勝手な責任を伴わない自由論に追いついていない。最も顕著なのは年金制度。いま働いている現役世代が支払った保険料を仕送りのように高齢者等の年金給付に充てるという「世代と世代の支え合い」という考えが基本。神輿の担ぎ手が少なくなっている現状をどのようにするかという議論は先送りになっている。社員を採用するという覚悟は経営者は皆持っているが社員になりたいという人材は少なくなっているように見える。これは学校の教育が勉強だけに終わり社会への関りという一番大事な教育がなされていない。嘆いても解決は出来ない。せめて自分の関りのある関係者には教育していきたい。

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3回目ワクチン接種

昨日、会社の傍にある尾久ひろば館にて3回目のワクチン接種を行った。1回、2回に引き続きファイザー製。注射後の肩の痛みは多少あったが微熱は無く、お医者さんの云う今晩はアルコールは飲まないでと言われたので晩酌は控えめに350ml缶ビールを1本に留めた。会場の段取りは良く、あっという間に接種完了した。来場者は70歳以上の中で自分も溶け込んでしまう年になったと改めて気が付いた。オミクロン感染のまん延防止の延長として飲食店の規制に始まり海外からの入国規制が引き続く。ニュースでは海外留学生の交換制度にも支障が出ているとのこと。規制緩和が世界の潮流になっている中、鎖国とも云われている。会社を取り巻く影響としてはコロナ感染以上に濃厚接触者の取り扱いが重要だ。判断は保健所ではなく感染者本人に委ねている。濃厚接触者の定義の理解や解釈そして時系列後で思い出せという無理難題だ。建設業は現場でのモノつくりだ。メーカーのように見込み生産や在庫を持てない。人が居なければ何も出来ない業界。協力業者の中でも感染者や濃厚接触者が出てきているが誰も感染源は思いつかないし不明というやっかいなもの。企業の防衛対策は出来ることはすべて行っている。運を天に任せるという他力本願に戻っている。今のデジタル社会にあって無力を感じる時代になってきている。一刻も早くコロナ感染の収束を願うばかりだ。

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30周年記念事業

1992年創業、今年で30周年。記念事業として社員家族、お得様へトートバックの作成配布と全社員ならびに協力会社の作業着のモデル変更を行う。従来の作業着は創業時からのお得意様の仕様のものであったが色も水色から当社カラーの濃紺にして刺繍ネームも商標登録済のCICO corporationにした。女性社員も社内事務用に同一の上着にした。やはりどんな職業であっても制服の統一は必要でアイデンティティ確立の第一歩となる。40歳で創業して今月には古希を迎える。まさかの年と思うのは自分だけだ。サラリーマンの時は60歳定年であり、50を超えると将来が見えてきたものだ。大学時代の仲間はほとんどが自宅でぶらぶらしており、嘱託で勤務しているほうが少ない。流石に経営者となっている数名は相変わらず働きまわっていて年を感じさせない。後、何年働くことが出来るか分からないが事業承継の手続きも税法の関係で進めていかなければならない時期にきている。また、創業時には考えもよらなかった社員の定年退職という事柄もあっという間に来た。顧問会計事務所、顧問法律事務所とも相談中であり骨格は出来ている。現行は60歳定年で65歳までの雇用は確保されているが65歳からの雇用、賃金、働き方については大企業を除いてほとんどの中小企業は個々に対応している例が多い。本人の意向が第一なので十分にお相談の上、お互いが良い方向でまとまる様に進めていきたい。

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新型コロナワクチン第3回接種

昨日、荒川区から3回目接種券が郵送された。国の方針により接種が出来る時期が異なる。医療従事者やエッセンシャルワーカーは2回目接種日から6か月以上経過、65歳以上は7か月経過、それ以外の18歳以上で2回目接種から8か月以上経過後に接種できるという。早速、予約2月上旬を取った。今朝のニュースではオミクロンからの変異株が出てきているという。このコロナ禍の戦いは永遠に続くものとして考えなければならない。感染防止と経済の継続という相反する課題に政治に任せることだけではなく企業としての防衛や維持拡大するにはどうしたらよいかいち早く課題を解決した企業のみが生き残る時代。創業から多角化を始めてきたが時代により顧客は変化し続ける。強者である恐竜が滅び弱者である爬虫類や進化した鳥類は環境の変化に対応することで生き延びてきたという。結果、哺乳類が生き残れた最大の理由は小さかったからという。なぜ小さいと生き残れるのか、企業として考えると圧倒的に日本の中小企業数は全体の99%という構成だ。大企業の傘の下で生きているとも考えられるがこのピラミッドの中でも隙間は必ず存在する。世の中に隙間が必要不可欠だ。その必要な隙間を必要なだけ埋めていく企業が生き残れると確信している。これからは隙間探しがキーワードになる。

 

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2回目PCR検査

新型コロナウイルスオミクロンの急激な感染拡大に伴い、事務所の受付担当、ネットミルを中心に顧客と直接関わり合う部署からPCR検査を受けている。現在すべての受診者は陰性。周囲でもコロナ感染した情報が入ってきているが何時どこで感染したか全く不明のようだ。会社としては事務所にサーマルカメラ、手指の消毒液を設置済、さらに本日入荷予定のうがい専用の器具を各階に設置する。仕事上の感染だけではなく家庭内感染や10代から30代の若者の感染比率が高い。まん延防止等重点措置による飲食店の営業時間やアルコールの提供規制に頼る政策は正しいか疑問だ。すべての企業が初めて経験する規制社会に金融、物流、製造、建設業など従来の仕組みで生き延びていけるか課題。伸びているのはECサイトで人と接する商売は壊滅的になっている。直接の人とのかかわりがアバターになり真の情報が分からない虚業が成り立つ世界。建設業においてはロボット化を進めているが大規模な建設においては効果が見込めるが果たしてコスパの追求をすると限界が出てくると思う。中小企業にとっては何より人材の確保と社員の能力の向上にいかに力をいれて成長できるかが存続の分かれ目になる。毎週のようにM&Cの誘いのメールや案内の書類が届く。企業経営者にとって企業買収もひとつの方法であるが「育てる」という基本を忘れてはならない。

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七人兄妹

既に他界している両親の元、6男1女の7人兄妹で昨年末まで皆実家の近所で暮らしている。暮れの31日、4男の訃報が届いた。まだ74歳だ。4月から入退院を繰り返していたがあまりにも近所であり何時でも会えるという気のゆるみか会っていなかった。虫の知らせか分からぬが前日の30日に見舞いに行ったところ既に点滴は外されていた。七人もいるとそれぞれの家庭が有り、生活環境も異なるため不意にここ数年は訪問したりする機会が全くない状況であった。両親が生きている頃は忘年会、新年会、麻雀大会、父の日、母の日、誕生日などの祝い事を兄妹が集まってワイワイ飲んでいた。やはり扇のかなめというか両親が亡くなってからは全く行事というものが無くなっていた。昨日告別式が家族葬として行ったがそこで兄妹全員が揃うことが葬儀という悲しいセレモニーであった。恐らく今後も全員が揃うことは訃報しかないであろう。これが世の常かと思うと寂しい限りだ。来月古希を迎える年になった。今回の葬儀であらためて思ったことは誰でもそれぞれの寿命があるわけであるが何をしてきたか何を残してきたかが問われることではなく「今」が周囲の人々への感謝の気持ちを持つことの大事さや社会の役に立つために働くという基本が大事と痛感している。経営者という立場上、どうしても上から目線で見てしまうことが有るが皆それぞれの力量の範囲で頑張っていることを認識しよう。

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令和4年初出社

例年、元旦は地元の尾久八幡神社にて元旦祭が執り行われるが昨年に引き続き総代関係者だけでの開催になっている。元旦から家に居ることは以前は有り得なかったが比較的ゆっくりできた日でもあった。年賀状の整理のため出社。社員がひとり元旦から出社して仕事をしている。提出書類のまとめでの仕事とのこと。4日は荒川区主催の新年祝賀会をサンパール荒川にて催行。1年ぶりの開催であるがコロナ禍である故、以前は日暮里ラングウッドにて数百名での懇親会もあり盛大な催しでもありこの会に出席すると荒川区の要人との挨拶が1回で終わるので非常に役に立っていた。今回は会場は着席で来賓の挨拶で終了とのこと。5日は仕事始めと八幡神社で社員全員で安全祈願。その後、挨拶回りと夕方から新年顔合わせを行う。6日は東京消防庁出初式に参列、10日は尾久警察署武道始式に参列する。翌日は福島で安全祈願。その後は各種団体の新年会が数回予定されている。引き続くコロナ禍で人とのコミュニケーションの機会も大幅に減り、皆が同じ情報を持つようになってしまった。故にネットやSNSの影響力は更に大きくなり皆、同じ方向に向かう恐怖がある。このような時代の情報取得の能力差が今後の方向性を左右する気がする。昨年の大みそかに兄妹のひとりが亡くなってしまった。お見舞いに行った翌日だ。自分もカウントダウンが始まった気がした。後残された人生の生き方を計画をもって考えていく年初めとなった。

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