令和3年夏休み

数年前より会社一斉の盆休みを止めた。創業時から10年程度お得意様の盆休みに合わせ、休みを取っていたが事業も電力設備工事、電気・空調工事、ネットミル、環境測定、ホームドアと5事業を展開している中、特にネットミルは高齢者見守りの他、オレオレ詐欺対策の自動通話録音機、地震の際に電気火災を予防する感震ブレーカ、町会、通学路、商店街などの街頭防犯カメラの設置保守を行っているため警察署や利用者からの問い合わせも少なくない。バックアップ体制として提携警備会社にも連絡が取れる仕組みになっているので顧客対応は問題ない。今週は社員の9割くらい夏休み。電話も怪しい売り込みの電話が多い。最近ではM&Aの会社からのメール、封書が週に1度くらい届いている。必ずと言って良いほど内容が一致。御社と資本提携、業務提携したいという優良会社があり直接お話ししたいという決まった文面。出来上がった会社を買収して市場を拡大したいという目論見だ。特に当社の顧客に魅力があるようで創業以来ほとんどの得意先は上場企業と官公庁ため新規に取引をするにはハードルが高い会社ばかり。そのためには資本提携が近道と思えるようだ。中小企業の生き残りのひとつとして人脈がある。会社名でお付き合いしているところはない。M&Aの会社は自社の利益のみを考え、仲介し莫大な利益を上げている。橋渡しをすれば良いという仕事は自分の信念とそぐわない。その手の受信メールは即迷惑メールに振り分け、郵便物は開封せずゴミ箱。現場で汗をかき目標に向かう中、失敗と成功を踏みながら時間共有し、周囲の関連するすべての人が幸せになることを夢見ている会社にはM&Aは有り得ない。

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会社訪問

先週、専門学校の学生が来年の採用試験の準備で会社訪問に来た。ホームページは見ているようだ。なぜ、当社を訪問しようとしたかの質問に対しては一部分の興味のある事業について確認をしたかったようだ。現在の事業は創業時から行っている電力設備の施工・保守を中心に共通した経営理念のもとにライフラインの安全安心を提供する会社として事業展開をしている。会社訪問の中で一部の事業のみを捉えて評価を受けることは有り難いが会社は進化と変化の繰り返しだ。会社全体を見てほしい気持ちがある。今後は多能工とマルチタスクの時代になる。これからは云われたことだけを確実に出来る社員から失敗を恐れず、提案し行動力を持った働き方が重要になる。今日17時より全社員を集め夏季の賞与を支給するが今期の働き方を見ていると恐ろしいほどコロナ禍にあって危機感は無い。賞与の考え方は大手企業とは異なり業績給だ。収入が無ければ支払う原資は無い。会社の収入は日給月給、現場が無ければ収入は無い。支払いは仕事が有っても無くても固定の月給支払いだ。このギャップは毎月継続している。しかし、経営は人的、物的に投資を怠っては進歩はないがそれよりももっと優先しなければならないことは存続と継続していくことだ。これは社会的責任だ。来月で半期が終了する。夏休みを切替の時間として目標を創り、自分と家族、会社のために頭を使い有効に過ごしてほしい。

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働きたくない20代

購読している日経ビジネス電子版で健康社会学者河合薫氏の記事が目を引いた。「働きたくない20代が激増!」これは労働政策研究・研修機構「新型コロナウイルス感染拡大の仕事や生活への影響による調査」によると20代の1割がもう働きたくないという結果。1年以上にわたるコロナ禍で、日常は変わった。そして日々のルーティンも変わってきている。実際にコロナ禍になる前の一日の始まりはメールの確認をして返信、当日の打ち合わせ調整を行い、お得意先との打ち合わせ等、外出するための時間調整から始まり、社内に居る時間は限られていた。今はほとんどが社内にいる。これほど働き方が変わるとは想像もしていなかった。この記事で注目したいことは「働き方」が「生き方」にシフトチェンジが始まっていること。つまり経営者として忘れてはいけないことは会社は「個」の集団ではなくどんなに「やる気がある人」が集まっても、共同体としての「会社」経営をしないと限り淘汰されるという。分かったようで分からない。結局はチーム力をいかに高めるかが生産性を高めるという結果になると考える。ニュースではコロナ禍による非正規職員の仕事が無くなり路頭に迷っている、仕事が見つからないという報道が多い、いつも思うのであるが非正規職員は正社員になることが出来なくて選んだものか、または自分で空いた時間を他で使いたいから非正規を選択しているか、あるいは拘束されることが嫌いという原因や根本の話が見えてこない。当社では年間を通して社員募集を行っているがまったく応募が無い状態が続いている。このミスマッチの解決を誰がするのかこれからの日本の課題だ。

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安全・安心とリスク

今日からオリンピックが始まる。バブル方式により国民の命と健康を守るために、感染対策を徹底し安全安心な大会を実現していくとの呪文が何度も繰り返されている。安全安心の裏付け・エビデンスは気持ちを訴えるだけではで解決できないことは誰でも分かっている。トップリーダーの言葉としてはこの安全安心という言葉の繰り返しは無力感や他人事という感情を掻き立てるだけで逆効果である。日本の優秀な官僚も多分もっと嫌気がさしているに違いない。オープン曲の作曲者の辞任劇に対しての考えられないトップの判断ミスなどドタバタが続いている。オリンピック組織委員会事務総長は旧大蔵省のトップを務めた日本の金融・経済の最高責任者である。それくらいの経験者がいとも簡単に判断を間違え、前言を翻すことをあからさまに見てしまうと人流抑制・飲食業に対しての各種規制などに従えという希望の言葉は無効。判断・決断の裏には必ずリスクがある。そのリスクを最小限にとどめることがリーダーの役目であり周囲の協力者も納得する。問題は政治家が自分たちで作ったバブルの中でしか通用しない言葉や仕組みが世の中を動かしているという錯覚を外部から針を刺してバブルを吹き飛ばす必要がある。

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防犯設備士試験

数年前より自治体の街頭防犯カメラの設置・保守工事の入札に参加。実績も出てきている。商店街、町会関係の入札は価格による比較検討などがあるが官公庁では防犯設備士の資格保有が問われている。メーカーの代理店契約においても同様に資格の提出がある。数年前に社員1名に資格を取らせた。防犯カメラの仕事量も増加傾向にある。社員のほとんどは電気工事士の資格保有者だ。そこで徐々にこの防犯設備士の資格取得数を増やし、モチベーションアップも含め今年から試験を受けさせることにした。率先垂範で何十年ぶりか資格試験に挑戦。いつもの一夜漬けで試験に臨んだ。最近の試験はパソコンに回答を入力する。試験用に計算専用の用紙が配布され、試験後に回収される。先日、合格の通知が届いた。社内から4名受験で2名の合格。忙しい中での受験なのでまあまあの成績。これからは電気工事施工管理技士と管工事施工管理士の資格保有が重要視される時代。さらに資格取得を支援していく。

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ワクチン接種2回目

本日10時から地元のアクト21で接種を受けた。今のところ怠さ等は無い。1回目の時は晩酌をしたため37℃までの微熱が出た。ワクチン接種も全国的に混乱している。これは発注者と納品者、受領者の情報が開示されていないため誰が情報を持っているか、真実がどうなのかが不明のため起こっている。困るのは計画した自治体と予約者だ。政治家はまったく上の空で発言している。困ったものだ。2回目の接種後は副作用があるらしいので今晩はお酒は控えるつもりだ。7月7日は七夕、小さい頃は笹の葉に願い事を書いたりと夢があった。今は町の中に七夕かざりなど見かけない時代になった。新型コロナの影響で一番困っていることはお店の休業や時間短縮だ。各種の外郭団体の総会や懇親会などすべて書面決議で会うことが少ない。また、zoomによる会議が毎週のようにある。やはり顔を突き合わせての意思疎通が必要だ。現在の業務で商品化しているネットミルなど懇親会に参加して得た情報により製品化したものだ。アフターコロナと云われているがリアルコロナがずっと続くことを念頭に商売をしなければ生き残れない時代になった。詐欺電話が先ほど会社に入った。その手法は一般家庭に対してではなく業務用という詐欺。東京電力の設備協会と名乗り、動力契約している会社に点検の電話という内容。当社は動力契約は一切ないというと調べてみますと言って電話を切ってしまった。ネットで電話番号を調べると詐欺電話の登録がしてある。最近、会社に掛かってくる電話はほとんど怪しい売り込みばかり、それだけネットや携帯で直接ビジネス会話する世界になった。

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2021年都議会選挙

7月4日(木)都議会選挙が行われた。荒川区は2名定員の中で6名の立候補者。公明、都民ファースト、自民党の3者の争いと投票前から云われていた。毎回思うのであるが選挙前の1から2か月前から急に各候補者関係の動きが出てくる。4年間、何をしているのかいつも疑問に思う。そして選挙応援や挨拶回りなど何十年も前から同じ手法を取っている。それには戦術が見られない。なぜかというと勝利した経験値が高く、多くの物を言う意見などを聞く耳を待たない周辺の応援者、候補者が多い。考えてみれば自分の生活を含め世の中を幸せにすることが議員の役目であるが当選するためにしか考えが及んでいない。落選しても次の4年を目指せる業界は他にはない。企業であれば一度の失敗は許されないし4年間何もしなくて暮らす事は出来ない、多かれ少なかれ借金の返済に明け暮れ、家も失う事態になる。周囲の支援で生きている議員という特殊な環境を打破しないと世の中は変わらない。来年は会社創業30周年を迎える、10周年ごとにホテルで感謝のパーティを開催していたが、このコロナ禍が威圧まで続くか分からないので現在開催は未定だ。記念として種々検討している最中、今日は毎年作製しているバックの打ち合わせをする。少し手を入れて高級感のある30周年記念品としてもと考えている。

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監理技術者講習

5年に1回の監理技術者講習に6月18日に行ってきた。9時より16時30分まで長い時間拘束される。講習後に確認のための試験がある。この講習で非常に役に立った情報はテキストの中で「建設業における労働時間と賃金」のページ。令和元年の事業規模30人以上の1人平均年間総労働時間は2064時間、全産業平均は1752時間と300時間ほど多く働いている。当社は昨年度の総労働時間の平均は1696時間だ。つまり働く時間が短ければ比例して所得も低くならざる得ないが当社にあっては給与所得は比例していない。故に毎年売り上げを伸ばしていかないと会社として存在しなくなる。また、付加価値の高い仕事や価格交渉において相手が認めざる負えない力量を持つ必要がある。最近の社内の雰囲気はだらだらしている。現場が無ければどのように時間を潰すかを考えているように見える。やることはは一杯ある。先ず第一に掃除だ。玄関まわり、トイレ、階段など来客の方が見える範囲は第一印象に大きく影響する。業務用車両も同様に運転席周りのゴミや古い書類が平然と置いてある。誰かがやるであろうというあなた任せがまかり通っている。令和3年度も1/4が経過。出足は鈍い、これは新型コロナの影響が徐々にサービス業界からあらゆる業界に影響が出始めているかもしれない。自分の所得を上げたいのであれば空いている時間を有効に働き、売り上げに繋がるような行動をしないと、欲しい欲しい病は治らない。

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第一回目新型ワクチン接種終了

本日午後2時30分予約のワクチン接種に行った。早めに都立大学荒川キャンパスに到着すると直ぐに受付、手順良く15分の休憩を含めても30分は掛からなかった。何しろ関係者の人数がものすごくいるのでびっくり。先週はこの会場でスタッフがコロナ感染していたことが会社に戻り荒川区のホームページを見て分かったがスタッフの目配りは素晴らしかった。第二回目は会場が変わり7月7日に近所のアクト21で接種を打つ予定だ。午前中はたまたま全員の女子社員が外出しており電話番になった。外部からの電話のほとんどは売り込み電話、社長はいますかという内容だ。本人が不在ですと言っているのでこれ以上確かなことは無い。電話営業はすでに限界ではないかと思う。まったく会社業務連絡は無い状態。携帯電話をほとんどの社員に持たせているので、もしかしたら近い将来、有線電話は不要になる時代が来るのではないか。代わりにメール受信がものすごい事になっている。会社に来るメールはスマホに転送しているのだが毎日数百通ある。これも外部からに電話着信と同様に売り込みや迷惑メールが多い。真の情報はやはりface to faceに限るがこのコロナ禍が収まらないとどこの業界も前に進まない。第二回のコロナ接種が終わるころに息抜きと残りの人生談義を大学からの50年来続いている仲間と会い発散する予定だ。

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産廃車更新

本日の午後にいすゞエルフ2tのトラックが納車された。以前はトヨタのダブルキャブのトラックを使用していたがさすがにあちらこちらの部品トラブルが増加してきた。最新のトラックは運転席のダッシュボードにセンサーが付いており目の前の人を検知する設備も標準で付いている。早速、足立支店に配車。ナンバープレートはすべて共通で会社の代表番号にしている。今日納車された番号は足立430〇2621。以前からある作業車のワゴン車は足立430〇2621、丸の中のひらがな一文字の違いだけだ。これは勘違いが起こる可能性が高いが、所有している車両はすべて統一されているので走行中でもナンバーを見るだけで分かる。これもアイデンティティのひとつと思っている。数字と言えば創業時に電話番号を選ぶ時にも末尾が数字の1にこだわった。昔の電話機はダイヤル式で数字が若いほうがダイヤルの回転が速く掛かるため大手の会社は数字の1並びをこぞって選んでいた。それに倣いなるべく数字の少ない番号を選んだ。今はプッシュボタンになり誰も番号など気にしなくなってきている時代になった。創業したての頃はポケベルで連絡取り合い、暫くしてから携帯電話を導入したが当時は確か10万円を保証金として預けて設備費7万2千円だったかを支払い、電話機はレンタルであった。料金は毎月5万円前後支払っていた記憶がある。通話時間も20から30分で電池が無くなり直ぐに充電が必要であった。今と違って自動車電話が先に普及してから携帯電話になったため街中や電車内で無線の電話機で会話すると周囲から羨望の目で見られていた時代であった。今の時代は会社に掛かってくる電話は「もしもし」と話すことが出来ない若者が増えているようだ。すべてメールで単語の羅列で会話が終わる。新聞、本を読まない世代が大半になる世の中はどうなるのか不安だ。

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