優先順位

今朝の日経新聞にソニー平井一夫会長の令和を歩むという記事のタイトルに「変革期まず優先順位を」という話が掲載されている。優先順位はプライオリティ、何が人生で大事なのか、順位をつけることが必要とのこと。人生とまではいかないが最近の社内の出来事で平成31年4月入社の内のひとりが当月末に退社した。中途採用者であるが過去の経験の会社の仕組みと当社の仕組みの違いに戸惑い、過去の会社の制度の方の優先順位を高く評価、結果は能力の問題もあり何も出来ないうちに自滅した。中途入社2回という経験者でもある私から見ても過去を評価する人間は弱い。今の立場が優先順位一位だ。連休明けの朝礼においても話をしたが昨年と同じ手順で仕事をしていると進化していない、常に進化するためには頭を使い少しでも短い時間で仕事を完了する知恵を常に持たなければならない。毎年の事だが4月5月は客先の予算の関連で仕事の立ち上がりが鈍い。だからこそ今何が出来るかという考える時間が十分にある。しかし、現場が無ければ何もせず社内にいる。会社の収入は日給、給与支払いは月給という話も常にしている。このような状態が続くと全員幸せになれない。気が付いたら誰もが言える会社にしなければならない。

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令和元年

5月1日新しい年号となった。昭和27年生まれで昭和50年から社会人、平成4年に会社創業、令和年に創業30周年を迎える。昭和平成令和と三代の中で生きている。三代というと我々の年代では明治大正昭和だ。この時代に生きていた歴史的な人物や社会的発展と比較できない位あらゆる面で差を感じる。平成4年創業、令和4年に30周年となる。会社の寿命30年説があるが理由は色々あるようだ。発展途上であるがゆえ当社の寿命など考えたことが無い。創業時1業種であったが現在は5業種を展開している。この10連休に考えていた新規事業は今までのライフラインや安全安心の延長線上にある。これから働き方改革で事業構造が大きく変化していく中で労働集約産業の先行きは見通せない。しかし、これまで事業展開してきたことは社会の役に立っていると自負している。さらに今後は人の生活やゆとり、衣食住の充実を踏まえた事業を考えている。連休中は数十時間撮りだめしているビデオを毎日見ていた。特に欠かさず見ている番組は「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」「プロフェショナル」「がっちりマンデー」「所さんの目がテン」「皇室アルバム」「皇室日記」「皇室ご一家」「新説ところジャパン」「日本人のお名前」など昭和年代の定番だ。この中でもカンブリア宮殿は毎回メモを取るような名言が多くモチベーションが上がる。これらの番組に出演している経営者に一歩でも近づくよう令和時代を生き抜く。

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大型連休対応

4月27日(土)から5月6日(月)まで10連休となる。創業以来初めての事。当時は1業種しか無かったので顧客対応も客先の都合で当社も一律に休んでいたが現在はネットミル、自動通話録音機、感震ブレーカ、防犯カメラなど一般顧客を対象にした商品が多く、問い合わせも曜日には関係なく来る。そこで社員に休日出勤の希望を募り、10連休の間の昼間の電話応対を可能にした。働き方改革に始まる国の政策は誰のためなのか分からない。生活者、消費者は一方労働者でもあり経営者も同様だ。損得はどの世界でもあるがニュースを見る限り物販、流通、金融などやってみなければ分からないという、ほとんど出費覚悟のような話題が多く、今のIOT時代では考えられないことになっている。次の連休は夏休みだ。以前は創業時の顧客と同様に一斉にお盆休みを取っていた。やはり働き方改革により有給取得の件もありお盆に集中して休むことも無いので夏休みは社員個々に取ってもらう制度に変更した。建設業は労働日数で成り立っている。東京商工会議所の労働委員会でも発言したがあまりにも労働者保護が行き過ぎると経営者マインドは落ちるばかりで日本の将来は危うくなる。

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人間ドッグ

毎年この時期に鶯谷健診センターで人間ドックを行う、明日の朝7時半に受付して隣ににある日帰りドック用の個室で準備に入る。そして定刻になると健診センターに戻り夕方まで各種の検査を行う。毎年の指摘事項は肝臓脂肪肝だ。原因は分かっている。毎日の宴会だ。12月の忘年会は20日間以上の出席、新年会も2月までに同様の回数だ。5月からは各種外郭団体の総会後の懇親会が週に3から4日の割合で2か月続く。これで肝臓に負担を掛けないわけがない。もちろんそういう場とお酒が好きなのでしょうがない。創業以来、事業範囲を拡大してきたが新規事業はこれらの宴会の席でのヒントや仕事の依頼に繋がっているのでこれも営業だ。27日からは10日間の大型連休となる。社員にとっては夢のような時間だ。楽しんでリフレッシュしていただきたいが中小企業の経営者にとって仕事をしない日が10日間はとても辛い。給与は月給制で会社の収入は日給制、10日間収入が無いという事は来月からの支払いに頭を悩ます。これは当社だけの問題だけではなく日本の中小企業経営者の共通課題だ。特に当社の場合の有給休暇取得率は60%を超える。この数字は建設業界にあっては大手に負けない素晴らしい自慢のできる結果となっている。一方、年間の稼働率は低くなるので合理的な付加価値の高い仕事をしていかないと会社は立ちいかなくなる。連休中も明日の仕事を考える期間となる。

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特許取得

先日、特許事務所から4年前に申請していた「電力取り出しケーブル、プラグ受容器具、及び、電気機器」という長い名前の仕組みが特許になった。簡単に言うと家庭や会社、工場の分電盤のブレーカ2次側から配線を外すことなくAC100Vを取りだすことが出来る接触型のケーブル。この特許製品により停電させることなく活線から電圧の取り出しが可能となる。電源を落とすことなく計測や機器電源への供給が出来ることになる。ネットミルは分電盤から情報を取得するが装置電源の確保が容易になる。今回の特許取得で4件目となった。最初の特許は平成27年3月に「鉄骨鋼材貫通用ドリルアダプター」これは現場での作業効率が3倍に高まる工具、平成28年4月に「液体移送システム」、この製品は可搬型ソーラーポンプという商品名で災害対策用として販売。平成30年9月には「見守りシステム」でネットミルブランドで電気の使い方を見える化し、日常の生活リズムが分かるシステムだ。商標登録は平成25年6月に「ネットミル」、平成30年4月に「お元気安心システム」、平成30年5月に「Bルート見守り」を取得済み。さらに2件申請中で秋には取得見込み。現在、東京商工会議所本部で知財委員会の委員をしている関係で知財の重要性は認識している。知財取得は中小企業の生き残りの重要なポイントとなる。

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荒川区立尾久西小学校入学式

本日10時30分より60年前に入学した母校の小学校の入学式に来賓として参列する。大学を卒業した時から地元とはご縁が無くサラリーマン時代は西尾久にある実家の行事に帰るぐらいであったが40歳で地元に戻り会社を創業してからは町会、警察、消防、商工会議所、法人会ほか異業種交流会、大学OB会などに参加する機会が増え年齢からも各団体役員になることが増えてきた。小学校、中学校の行事は平日が多く参加する機会が無かったが今年からは地元への恩返しも考えて行事参加も優先していく。明日は母校である荒川第七中学校の入学式に参列する。校歌を聞くと本当に懐かしい、今になって思えばもっと勉強していれば良かったと思うが当時は飛鳥山、荒川遊園地とか荒川土手で遊ぶことが勉強であった気がする。地元にいると小学校、中学校の友達に会う機会が多いがほとんどが年金生活のようだ。自分はまだまだ働いている、この元気は子供のころの遊び中心の生活が今になって活力になっているかも知れない。

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お金のある場所

それは現場だ。最近、会社に来るだけで毎月給与が入ってくると思っている社員がいる。創業以来現場に出てなんぼの会社である。建設業界はいづれも同様な仕組み。これから10連休を迎える。当然会社の売り上げは立たない、しかし、給与は黙っていても毎月25日には口座に振り込まれている。常に社員に言っている言葉の中に「率先垂範」がある。リーダたるものは自分で現場に出て仕事を取ってこなければ給与は貰えないと自覚していると思っていたががっかりだ。これでは部下が付いてこない。現場に出なくては会社の収入は無い。事務所では何もやることは無いはずだ。当社は営業担当者はひとりも居ない、すべてが現場で良い仕事をすることが何よりの営業となっている。今更ながらの基本の話をしなければならない現実に、人を育てることの難しさをあらためて実感している。他人を当てにせずまだまだ頑張らなくてはならない。

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日光山輪王寺強飯式

4月2日(火)、毎年決まった日時に催行される平成最後となる強飯式に東京日光会として参列。日暮里ホテルラングウッドに集合し今年の受者ファミリーを乗せて都電熊野前から乗車する参加者をピックアップ、大型バスで一路、日光の輪王寺へ向かい10時30分に到着。受者夫妻と我々世話人は侍の袴に着替え11時開始の強飯の儀の会場、三仏堂に山伏を先頭に向かう。もう十数回参列しているが1250年以上続いているこの強飯式は厳粛な世界だ。三仏堂も10年計画の平成の大改修を終えた。式後は小暮門跡と昼食会で葵膳を食す。東京に戻り、夕方より割烹熱海にて祝賀会。40名を超える大宴会、参列者のカラオケでおおいに盛り上がる。この強飯式に参列することで新しい事業年度が始まると実感する。翌日は東京電力の協力団体である上野地区電力協会の役員会に出席、定期総会に向けて年度予算や行事予定を審議。5月6月は各外郭団体の総会が続くのでダブルブッキングにより出席できない総会が多いが出欠の判断は役員の立位置で決めている。来週の月、火曜日は卒業した地元の尾久西小学校と第七中学校の入学式に来賓として参列する。新入生の初々しさに心が洗われる時間だ。 

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平成31年度入社式

本日、平成最後となる入社式を行った。8時半より本社二階で安全祈願を行いコミュニティセンターに移動して2名の入社式。1名は今年の春に卒業した18歳、もう1名は先月面接をした中途採用者。入社の動機は人それぞれであるがご縁があっての仕事。ぜひ一人前になり会社に貢献できるように積極的に働いてほしい。外部の講演会で話しをするときに常に言う言葉は人生の中で卒業や入社のタイミングが自分を変えるビックチャンスである。これはお互い過去の生き方や性格は分からないので初対面が大事である。おとなしい性格であったならば入社時に大きな声と笑顔でしゃべれば明るい性格と誰しも判断する。これを継続すれば本人も今までにない自分発見になり行動も変化していく。会社にとって新規採用は大きな投資だ。1日も早く仕事覚えて戦力になってほしい。入社式後は組織改編の話と期末賞与の授与。会社は日々変化の連続だ。時代に合わせて生き残るには全員現場第一主義で常にお客の目に留まらなければ会社の存在は忘れられてしまう。今朝の日経新聞でファーストリテイリングの柳井社長が言っていた言葉「自分が経営者になったつもりで仕事をする。単純な労働者になった途端、仕事は時間を消費する作業に変わってしまう」まったく同感だ。本日新元号が発表された。新しい元号と共に会社の認知度を高め全国に発信していきたい。

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ブログ投稿1111回

昨日のブログで2008年2月2日にスタートしたブログの投稿回数が何と1,111回となった。11年間良く続いたものだ。きっかけは父親の逝去だ。虚脱感の中、オヤジの人生を客観的にみるとにプレイベートで自宅にいる時は勿論のこと、オフィシャルで地域社会での各種立場で活動している状況の記憶が家族には残っていない。今になって地域の人々よりこんな時、あんな時という話を聞いている。日記をつける習慣はないが自分も何らかしら記録を残し、かつ周囲の関係する人に自分の考え等の発信が出来ればと思い始めたのがこのブログだ。今日で年度末、また月曜日から売り上げ0からのスタートとなる。今後拡大していきたい事業が沢山あるし、新しく開発する機器も頭の中に固まってきている。残念であるが今月末で二名の退職者がいるが翌週には新卒1名、中途採用1名が入社する。都合変わらずの体制でいける。退職者はこれからが試練だと思う。過去の退職者を見ると皆幸せになっていないのが現実。志幸は幸せを実現する会社だ。

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