定期健康診断

明日の金曜日は男子社員、月曜日は女子社員の健康診断日。鶯谷健診センターにて行う。毎年の健診データがあるので年齢と共に変化している箇所がはっきり分かる。大きくは体重の増加だ。20歳のころと比較すると15キロくらい増加している。ウエストも同様だ。サラリーマンの頃は理想的な血圧であったが創業してからは高くなる一方、今では降圧剤のお世話になっている。毎回驚くことは若い社員の肝臓、血液の白血球などお酒をまったく飲まなくても数値が悪い。原因は分からないがインスタント食品やジュースなどの影響があるのではないかと思う。私は数年前から毎年日帰りドックを受診している。朝7時頃に受付して指定された部屋の個室でひたすら下剤を飲み続ける。空っぽになった頃から健診スタート。約半日ですべての科目を終了。異常などの結果はその場で直接、先生から説明を承ける。今年はどんな結果になるか心配だ。数年前から睡眠導入剤を飲んでいる。年齢と共に睡眠時間が短くなり今では4~5時間も寝ると十分だ。22時に寝ると3時前に自然と目が覚めてしまう。その時間から撮りだめしてあるテレビ録画を見るのが習慣。特にガイアの夜明け、カンブリア宮殿、プロフェショナル、逆転人生の4本はモチベーションが上がる番組だ。見終わった高ぶりの中、出社して我に振り替える。「いつかは」という気持ちがあるので会社が長続きしている要因かも知れない。

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令和年度入社式

新年度の仕事始めとなる1日、令和最初の新入社員入社式。昨年に引き続き1名の入社。8時半より社員全員と安全祈願。今年度の目標を簡単に話す。今年の目標は第一に現実の再認識だ。各自の給料はお客さんが出すもの、そのためには言葉遣いや態度に気を付けること。自分が逆の立場になって言われた思いを考える事。そして整理整頓、綺麗な会社にすること。具体的には 毎週月曜日の朝、10分間は自分の周囲の清掃をすること等。そして社員間のコミュニケーションをよくすることなど簡単に述べた。新型コロナウイルスの影響がどれくらい出てくるか全くわからない状況の中、身近な出来ることを必ずやってほしいため、売り上げ目標などは云わない。昨年、足立支店を開設し駐車場、倉庫、事務所を整備した。ただ、電源車やユニック車の引き取りに本社から出向いていたのでは時間のロスが多いとのことで本社に来ることなく直接足立支店で業務を可能にする。これには事務所機能を充実する必要がある。具体的にはインターネット環境、電話、ファックスを設置して本社からのメール転送やファックス送受信も出来るようにする。4月6日にすべての作業が終了予定。新入社員は明日、東京商工会議所においてビジネスマナーの研修、翌日は社員全員で定期健康診断。翌週からは先輩社員に付いて現場研修に入る。来年度も引き続き定期採用の予定だ。

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期末賞与

何年か前から3月に期末賞与を出すようになった。利益が出ているからではない。この時期に収益の見通しは出来ないが社員の子育て世代もいる。4月から教育費も出ていく家庭もある。キャッシュフローを見ながら計算するが翌月以降の見通しはまったく不明だ。今、新型コロナウイルスが国内に蔓延し始めこれから業務にどれくらいの影響が出てくるか定かでない中での支給。このような環境の中、無理して今後の体力を温存せずに消耗して会社が立ちいかない場面も頭によぎる。サラリーマン時代、一生懸命やっているのだから貰って当たり前、多いの少ないのと文句を言っていたが自分での評価と顧客の評価は全く異なる。一生懸命に仕事することは当たり前であり競合会社はもっと知恵を絞って戦っている。評価は自分でするものではなく他人がするもの。特に創業以来、心にとめていることは評価は相対評価ではなく絶対評価である。他人との比較はナンセンスだ。社内外でも共通。解決方法は上に行くことの努力と行動。不平不満は云っても物事は解決しない。常に協力し合い、明るく前向きな対案を出す習慣を身に付けなければならない。批判は誰でもできるが同情や迎合が出来る心の余裕が必要だ。そして関係者全員が幸せになる意見を出せるような会社にしていきたい。

 

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身近にコロナショック

月曜日の朝、会社に届いた封書を開けると「鴎外壮閉館のお知らせ」鴎外壮は昭和18年創業の老舗。度々会合や接待で利用していた。だが5月末で閉館とのこと。お客様対応のサービス業は突然のキャンセルに全く対応が出来ない構造。今回のような不可抗力の事態は時間軸が読めなくて我慢する期間も分からない。経営者としては苦渋の決断であったと思う。将来を見据え引き際を見極めることは創業するよりも大変なこと。今なら社員や取引先を含め迷惑が掛からないタイミングであったと判断し着陸点を探っていたことだと思う。我が身を振り返ると創業28年目にあって基盤も資産も中途であり辞めることも出来ない。辞めることが出来る会社は羨ましい面も多々ある。行くも地獄退くも地獄が続く。しかし、東急創始者の五島慶太翁の言葉に「向こう傷は問わない」が「背中に追う傷は許さない」つまり相手から逃げながら背中を切られることは断じて許さないこと。どんな困難なことがあっても向かっての失敗は許されるが何もせず相手から逃げてはいけないという事だ。新型コロナウイルスの蔓延により日本経済は大打撃。オリンピックに始まりあらゆる工程が狂い始めている。明日は我が身となる。仕事がゼロとなる日も頭に入れ事前に何が出来るか、生き残り法を検討しなければならない。

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小中校卒業式

毎年この時期、母校である地元の尾久西小学校、荒川第七中学校の卒業式に参列しているがさすがに今年はコロナの影響で来賓はNGとなった。また、同様に入学式もご遠慮のご案内が届いている。これらの行事に参加すると数十年前とは校舎の位置やプール、校庭など全く異なるが正門だけは当時の雰囲気を残している。未だに校歌を唄える「四方にひろがる 大海に 流れてやまぬ 荒川の・・・」これは小学校。「「朝に富岳を 眺めて 語り 夕べに筑波を 望みて 誓う・・・」第七中学校の校歌だ。高校、大学もうろ覚えだが唄える。こういう思い出に浸る時間が無いことはとても残念。小中学校、今思えば当時は遊んでいた記憶しかない。飛鳥山の崖を段ボールで滑ったり、荒川土手で釣り、荒川遊園地で一日遊ぶ、帰りは5円でもんじゃや駄菓子屋に行って時間を使っていた。サラリーマン時代は地元とはまったくご縁が無くなっていたが尾久で創業してからは時代が逆戻りしているかの如く進んでいる。当時の友人の何人かは経営者となり、たまに飲んだりしているが多くは年金生活者となりあまり街では見かけない。工場も無くなるとすぐに建売になり以前、何が建っていたか分からない状況になっている。来年の卒業式、入学式に参加できるように新型コロナが一刻も早く沈静化して明るい世の中に戻したいものだ。

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遂にきた!

先ほど日光山輪王寺より電話あり。4月2日に行われる伝統行事である「強飯式」の中止連絡だ。今日、WHO「新型コロナウイルスはパンデミック」というニュースが流れたばかり。流石に密教である儀式「強飯式」もご本堂で密閉した空間で1時間あまりの催事を行うため、万が一を考えての中止という苦渋の決断であろう。東日本大震災の翌月でも例年行事として催行した強飯式でもあったが他人を巻き込む見えない敵には勝てない。早速バス会社や祝宴会場にキャンセルの連絡をしたが、キャンセル連絡はもう慣れっこになっているようで冷静に受けていただいた。サービス業はすぐに影響が出ているが時間差であらゆる業界にも悪影響が及んでくる。オイルショックどころでは無い。人の動きが止まるという誰も経験したことのない業務停止という連鎖が始まる。来期は原点に戻り再スタートを切る体制作りの年になる。大事なことは人の流れが止まってもコミュニケーション手段はいくらでもあるということ。他人の欠点はすぐに分かり指摘するが自分の欠点は言われると反感してしまうのが人間だ。この災難を乗り越えるには穏やかにお互いの存在を認め、支え合う会社の組織、雰囲気創りが急務だ。

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あれから9年

東日本大震災から9年が経った。誰もが不幸になった時間。当社としては良い意味でも悪い意味でもターニングポイントの年であった。誰もが二の足を踏む緊急の復旧工事。依頼があった時、何が起こるか誰も分からない現場だ、社員に協力の声がけをすると皆、手を挙げてくれた。本当に感動し感謝した。現地は当然のことであるが電気、ガス、水道、トイレ、寝場所など何もかも無い環境であり作業時間も限られた中での仕事。皆、気持ちだけで働いてくれた。延べで700人以上一年間、福島での辛い復旧作業。時が過ぎて翌年に現場に行くとJビレッジから見渡す限り無人の街、野生化した牛がところどころに見える。お店のショールームはガラスが破れ廃墟となっている。パトカーの巡回に何度も会う。加害者、被害者という立場の違いは大きいが本当に誰もが不幸な出来事。まだまだ、この時間は長く長く続く。技術の過信は絶対にしてはならない。

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日光山輪王寺執事

本日、3月1日付けの輪王寺執事就任の挨拶状が送られてきた。日光山輪王寺は毎年4月2日に催行される強飯式に東京日光会の幹事長として参加している。平成17年に頂戴人をやらせていただいた時の教化部長が執事長というナンバー2にご就任された。強飯式後の葵膳の昼食時にも門跡もご一緒する。葵膳の昼食会の執事長がなんと今年の2月に新たに門跡に就任された。平成23年から輪王寺強飯式に関わっているとかなりの役員の方々と顔見知りになった。有難いことだ。全国的に新型コロナウイルスが蔓延する中、強飯式も催行されるか危ぶまれるが、過去には東日本大震災の翌月にあっても歴史的行事として行った経緯があるので今年も十分に細心の注意を図り行っていく予定だ。2008年2月からホームページ内のブログを書いている。今年の2月末の12年間でなんと1170通も掲載している。毎月欠かさず4から8通書いている。たまに読み返すとその時代に仕事など何をやっていたか蘇る。日記としては貴重だ。プライバシーの問題もあり実名が書けなくなったことが寂しい。これからも会社を引退するまでブログは続けていくつもりだ。

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真打披露宴

本日、都内下町のホテルにて落語家さんの真打披露宴に参加する。この時期、新型コロナウイルスの問題で日本中が喧騒の中,挙行することはホテル側もご本人も大変な決断であったと推測する。おめでたい席でもあり真打になるということは落語家人生において一度しかないお祝い日である。今日から師匠といわれる立場になるわけで本当に記憶に残る一日となる。素直にお祝いしたい。宴席のテーブルも6人掛けで間を空け、かつ出入口ドアも開放するらしい。明日は以前から採択されていた「テトレット」の販路開拓についてヒヤリングがあり中小機構の担当者数名が午前中に来社する。やっとそのプレゼン資料が出来上がった。パワーポイントは年数回しか使わないため書き上げるのに時間が掛かる。特に5年後の損益計算書の作成は難しい。なんせ本業の建設業からネットミルを主体とするサービス業までの職種があり収入も支出も一律に科目に入れられない、またその知識も持ち合わせていない。昔からどんぶり勘定だねと言われてきたが結果は予想通りになっている。今月で令和元年の決算が終わる。大変厳しい年であったが本業回帰に戻しつつ新規事業も果敢に攻めていく年でもあった。限られた戦力で拡大していくには更に付加価値を求めていかなければならない。4月から新卒が1名入社してくる。新しい年度に向けて事業の再点検と社員全員が幸せを実感できる会社にしていこう。

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社内改革第一弾

本日付けで「ワイガヤ委員会」を発足した。昨年来より社員同士のコミュニケーション不足や人任せ的な雰囲気、自分には関係のない仕事として同僚を見るなど後ろ向きで暗い感じが出てきている。今月から社員と社長面談を開始している。自分でも気づかない話も多く、仕事の忙しさの中、目の行き届かない点など聞いている。その中から問題を解消する手段のひとつとして出来ることから始めようと先ずは「何でもよいから楽しく」をモットーにワイガヤ委員会をスタート。この委員会の約束事は「不平不満を言わないこと」だけだ。これは社内より2名選抜してモデレータになり社員数名とチームを作り、このチームはモデレータふたりが全社員と来年の3月までに社内施設や近くの割烹料理屋で楽しく食事やノミニケーションでざっくばらんワイワイガヤガヤと語り合う時間を過ごしてもらう。福利厚生として年に一度、社員家族で宿泊・食事に行った場合、申請により補助金を支給している。これは家族のバックアップがあってこそ良い仕事が出来ると確信しているからだ。以前、社員同士の食事会補助も行っていたが、メンバーが固定されてしまい、期待外れの結果になった経験がある。現在、業務として電力工事、官公庁工事、ネットミル、環境測定、ホームドア工事の5つの事業を展開している。そのため、それぞれの事業も専業化されて社員の横の繋がりも希薄になっている。社員一堂に集まる機会も忘年会、新年会、社員旅行、餅つき大会など数えられるくらいになっている。この委員会の効果に期待したい。

 

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